日程:
22日
13:00~シニアの祭典発表演奏会 ミドル部門
17:00~鈴木英夫氏・三澤勝弘氏による記念演奏会
19:30~交流パーティー
23日
10:00~アントニオマリン製作飛騨春慶塗ギター贈呈式
記念コンサート:吉川次郎氏・野口久子氏
13:00~シニアの祭典発表演奏会 シニア部門
17:30~モンターニャ・ツクバ・フラメンコ舞踊団
フラメンコショー
シニアの祭典発表演奏会では、アマチュアのフラメンコギター愛好家が集い、ギター文化館のステージで、独奏のパフォーマンスをご披露していただき、最終的に観客の人気投票や、講評者が選んだ人に賞が贈られるというイベントで、22日にミドルエイジ部門(35~54歳)23日にシニアエイジ部門(55歳以上)が開催されました。
各人気投票で選ばれた方達です。
ミドルエイジ大場俊郎さん
皆さん素晴らしい演奏をされて、甲乙つけがたい演奏をされたので、票が割れてお二人とも僅差での1番でした。
とても「ただ者ではない」人たちばかりでしたね。
鈴木英夫先生・三澤勝弘先生によるコンサートでは、フラメンコギター・ソロの素晴らしさを実感させられる、熱演をして頂きました。
フラメンコ会を代表するお二人の演奏に、観客も酔いしれるコンサートでした。
最後はお決まりの「パーティー」皆さん入り乱れての、楽しいひとときを過ごされたことでしょう。
さすがにギター大好き人間の集会です。
話しは自然とギターの話しに流れていき、この機会にぜひと先生に話しを聞いたり、あちこちでギター話に花が咲いていました。
翌の23日は春慶塗ギターの登場です。
アントニオマリンが製作し飛騨春慶塗を施した世にも珍しいギターをギター文化館に寄贈して下さると言うことで、その記念式典を兼ねたコンサートでした。
写真左の吉川二郎先生が抱えている方が、寄贈されたギターです。
ちなみに写真右の野口久子さんが抱えているギターも、飛騨春慶塗を施した物で、吉川先生が所有するギターです。
コンサートは2本の春慶塗ギターによる共演となりました。
どちらも素晴らしい音で鳴っていて、決して通常の塗装の物には引けを取らず、日本伝統の塗装方法も決して西洋楽器の塗装に向かないと言うことはないのだ、と言うことを如実に表していました。
マヌエル・カーノ師が「2つと無い素晴らしい音」と絶賛したのも頷けます。
今後、ギター文化館に展示されます、ミニコンサートで演奏されることもあるかも知れません、ご興味のある方はギター文化館にいらして下さい。
それで、午後からはシニアの発表会シニアの部があり、最後にフラメンコ・ショーが開かれました。
この舞踊団はつくば市在住のフラメンコ・ギタリスト富田巌氏が主宰するフラメンコ舞踊団です。
歌(カンテ)あり、踊り(バイレ)あり、激しく床を踏みならす熱いダンスが館内に響き渡り、その熱気に観客もすっかりと魅了されたようです。
素晴らしいひとときを過ごせました。
関係者の皆様、吉川二郎先生、濱田滋郎先生、鈴木英夫先生、三澤勝弘先生、そして出場して下さった皆様、見に来て下さった皆様、そしてスタッフの皆様のおかげで無事、このイベントが終了致しました、この場を借りてお礼を申し上げます。